自立支援?
最近知り合ったカフェのオーナーさんのところに、あるNPO法人がニートの自立支援プログラムといった企画を持ち込んでいるようで、少し話を伺う機会がありました。
内容は、ニート(の家族)から研修費を徴し、カフェ等でOJTを経験させ、やがて独立させるといったものでしたが、「自立」という言葉の定義が、ニートからの脱却といった精神的・経済的自立にとどまらず、「起業」という社会的自立にまで及んでいるのは、いささか飛躍が過ぎるのではないかという印象が残りました。
こんなこと今さら言う気もしないのですが、起業はそんなに甘いものではありません。精神的・経済的に自立した勤め人が、志をもって起業して、それでも困難を極めるのです。その人のキャリアだけでなく、人柄、人脈、発想、努力、精神といった総合力が問われるのが起業だからです。まして、1年以上就労経験も訓練もしていない人たちにとっては、そのブランクを埋めるのに精一杯で、その先を描き行動する意欲がどれだけあるのか実に疑問です。だって、そんな意欲があったらニートなんてしていないでしょう?
社会全体を振り返れば、派遣切りなどで職に就けずにいる人たちは大勢います。そういった人たちも巻き込んで、ある人は手に職つけてのリスタート、ある人はその先の独立、ある人はニートからの脱却といった総合支援ができたら、社会的にも有意義であり、また、地域活性化にも通じるのではないかと思いました。
ん、事業化できないかな?
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