お薦めのレンズ Tokina AT-Xより
撮影の現場では担当者がカメラ好きなんてこともしばしば。撮影機材について色々訊かれたり、ご自慢の機材についてお話を伺う機会もよくあります。今回はそんなお話。
Tokina(トキナー)というレンズメーカー(現在はKenkoの子会社)があり、そこのAT-Xというラインナップは各カメラメーカーの純正レンズを凌ぐと言われた高級レンズです。以前の私はNikon用では純正レンズしか使わなかったのですが、某新聞社の写真部に勤務していた先輩に薦められて使うようになりました。
※最近同社のレンズはすべてAT-Xの名を冠しております。おそらく「PRO」の表記のあるのが、以前(本来)のAT-Xシリーズのようです。
しかし、トキナーの評価が高かったのはひと昔前のこと。手ブレ防止やレンズ内モーターなどの機能に乏しく、またラインナップも物足りないとあって、同業他社に比べデジタル化の波に乗り遅れている感のある同社の現状ですが、今も愛好者は多く、私もその一人です。
現在、私はトキナーはデジタル用で1本(銀塩用2本)しか使用していませんが、メインで使用しているレンズのうちAT-X165 DX PRO(16-50mm F2.8)は、操作性・描写ともに優れた名品と思います。
16mmという画角から歪みの小さいこと、通しで開放絞り2.8であり、AF/MFの切り替えも独自のワンタッチ切り替えが効く(ここは賛否両論ですが)こと、何より柔らかい描写が気に入っています。フード内側に反射防止の植毛が施してある(ハレーションもよく切れています)など、細部にわたりこだわりの感じられるレンズです。プロダクトデザイン的にもNikonの純正に似たテイストで、D300によくマッチします。
テレ側が50mmまでという制約があり、またレンズ自体大きく重いので、使い分けの必要なレンズですが、実売65,000円程度というコストパフォーマンスの良さも含め、お薦めしたい一品です。
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