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背中押しというマーケティングの使命

前項はいつもの記事と色合いが違うねというご指摘を何件か頂きました。そう、前項は伏線で、本項が本題かもしれません。

私の機材選びはようやく結論が出ました。しかし、モノが溢れ、情報もまた溢れる今日的状況に於いてはモノを選ぶという行為が、実に複雑なものになっていることを、改めて消費者の立場で実感したのです。

web2.0に象徴されるように、コンシューマー側が豊富な情報を握り、購買をリードするのが私の言う今日的状況であると定義するならば、マーケティングの使命は、その氾濫する情報を整理してあげることであると言えます。

しかし、一方で、整理するだけでは事は足りないと思われます。WEBに於いてはレコメンドエンジンのように、閲覧者をそのサイトに留め、回遊させることで多くの情報を与えることに成功しているのは、購買促進に貢献しているように思えます。

が、それだけでは足りないのではないかとも思います。つまり、比較選択するための情報提供としての役割は果たしつつも、最終的な決断をさせるには、いわゆる「背中押し」が必要です。氾濫する情報を整理し、比較検討し、決断する。決断、そこに至る過程に於いて、背中押しをするのは、売り手の責務ではないかと思うのです。

例えば、カメラの選択に於いては、情報収集の末にメーカーの開発者へ相談する窓口(eメールなど)があるとか、商品比較のサイトに於いて掲示板の情報にメーカーや販売店の見解も添えるとか、最後のひと押しとなる仕組みがあって良いと思います。

「売る」「買わせる」「買ってもらう」といった行為よりも、「決断を助ける」という機能が今後益々重要になると感じたのです。

〔補足〕

映像に関心のある方も大勢いらっしゃるので、ラインナップを記載します。
■メイン機
Nikon D300/バッテリーパックMB-D10/AT-X165 PRO DX(16-50mm F2.8)/AF-S VR 70-200mm F2.8 G/スピードライト SB-900
■サブ機
Nikon D90/SIGMA AF 17-70mm F2.8 MACRO/SB-600

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