「かんぽの宿」激安!?
「かんぽの宿」の廃止施設の処理に関して、1万円で売却した施設が6千万円で転売され、批判の声があがっています。その原因の一端となったのは入札の仕方です。好立地の施設と抱き合わせで条件の悪い施設もまとめて入札にかけたということです。
いわば「おまけ」として二束三文で落札となった施設も、市場価値はそれ以上にあって、転売による巨利を得る者が出てきたということです。
そもそも官(日本郵政は一応「民間」ではありますが)が入札を行うのは、特定の者に便宜を図り、不透明な取引が発生するのを防ぐためです。また、その取引は市場の相場と著しく乖離してはならないのであって、そのために最低価格制度があります。
6千万円の市場価値のある物件を1万円で販売したなら、その入札の責任は問われるべきです。また、日本郵政は官の遺産を処理しているのであって、純然たる民間を名乗るのは遠い先の話であります。従って、郵政関連施設の処理にあたっては、当事者たる日本郵政に一任するのではなく、専門の監査機関を設け、日本郵政に対しては異議申し立てを、また監査機関に対しては審査請求を、主権者たる一般市民から受け付けるといった仕組みがあっても良いのではないかと思います。民営化がかえって不透明な処理を推進するとしたら、何のための規制緩和かわかりません。
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